令和2年度
日中医薬研究会《初級漢方講座》
第1回 桂枝剤
衆方の祖 桂枝湯とその処方展開
日中医薬研究会は故渡邊武博士により昭和51年に創設され、これまで毎月一泊二日の研修を続けてきましたが、今回土曜日の午後公開講座として会員外の方にも単回で聴講して頂ける漢方講座をはじめました。漢方の基礎的勉強はされた初級の方で古典から少し本格的に漢方を勉強してみたい方にお勧めです。また、毎回一つの処方とその運用、構成生薬の解説になっていますので、単回での受講でもわかりやすく一つの処方がマスターできます。漢方は臨床薬学であるとの考えのもと、薬物から漢方を追求し続けてきた、40年以上の歴史ある薬系漢方をぜひ勉強してみてください。
期日 令和2年5月・7月・9月 全3回 毎回土曜日
13:00受付開始 13:20~16:50
会場 東京八重洲ホール 中央区日本橋3-4-13
●JR東京駅八重洲中央口より徒歩3分●東京メトロ銀座線日本橋駅・京橋駅より徒歩3分
費用 各日 3,000円 (聴講料は当日現金でお支払い下さい)(資料代込)
申込 聴講する前月の末日までにメール又はFAXにてお申込ください。(会場の関係で定員になり次第締切ります)
平成薬証論 | 平成薬方論 | 抜粋方輿輗 | ||
13:00〜 受付 | 13:20〜14:20 | 14:30〜15:30 | 15:40〜16:50 | |
800号室 | 気剤 桂枝 | 桂枝湯 | 桂枝湯 | |
800号室 | 水剤 芍薬 | 桂枝加芍薬湯 | 桂枝加芍薬湯 | |
902号室 | 脾胃剤 甘草 | 小建中湯 | 小建中湯 |
平成薬証論:「平成薬証論」渡辺武著より生薬の薬味薬性・薬能を解説、生薬の基礎知識を研修
平成薬方論:「平成傷寒論・平成金匱要略」河合斉著より処方ごとに関連条文を抜き出し、処方の方意を病因病理・薬理薬能・治法から解説、方剤の基礎知識を研修
抜粋方與輗:「稿本方輿輗」有持桂里著を方剤別に編纂し直した「抜粋方輿輗」の読みと解釈、古典の読解及び方剤の適応範囲とその応用方法を研修
薬剤師研修受講シール(日本薬剤師研修センター認定)
●漢方薬生薬認定薬剤師必須研修(認定薬剤師研修受講シール):2単位
●本研修は生薬学会が認めるシリーズ研修のため必須研修としては1年5単位・1期10単位が限度です。それを超える単位は集合研修として利用できます。
●薬剤師免許登録番号の申告が必要になります。申告は聴講当日でも構いませんが当日確認できない場合はお渡しできませんのでご注意下さい。 研修受講シールについて
今後の予定:第2回麻黄剤・桂麻剤 第3回利水剤 第4回柴胡剤 第5回苦寒血剤 第6回駆瘀血剤 第7回石膏剤 第8回附子剤 第9回補剤 講座プログラムについて